話してくれた方 | 50代女性 さちごろうさん |
疾患名 / 併発・特性 | 双極性障害 |
発症時期 | 1987年10月頃 |
接客業をしていた時のストレスがきっかけです。落ち込みが酷くなり仕事も休みがちになり、退職することとなりました。
とにかく落ち込みが激しく、引きこもりになったかと思えば、ある日急にテンションが上がって無茶な行動や言動を取るようになり、散財したり、眠らずにいても平気なこともありました。気持ちのアップダウンが辛かったです。
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
月に一度の通院をしています。入院・退院も、発病から35年間で数え切れないほどしています。
病院・カウンセリングの選び方
主治医の先生との信頼関係が大切だと思います。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
双極性障害の場合、基本的に抗うつ薬は処方してもらえません。しかし、今は良い薬が登場しており、私の場合は双極性障害の鬱に効くと言われている「ラツーダ」という薬を飲んでから、寛解に近い状態になりました。現在は、あまり調子に乗り過ぎず、かと言って引きこもりのような生活を止めて、出来るだけ生活リズムを入院中の時間に合わせて送るようにしています。中々難しいですが、それ以外の時間は好きな事に集中するようにしていると、気持ちもフラットな状態でいられる気がします。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
朝起きたら陽の光を浴びてラジオ体操をし、ちゃんと朝ごはんを食べてから出来ることを始める、ということをつづけていくと、服薬の効果も相まって元気になってきました。また、自分の身を守る手段として、気持ちに正直になることも効果的だと思います。
効果的だった周囲の支援
気持ちに正直になることで周囲に迷惑をかけてしまうこともありますが、それを理解していただいたた上で助けてもらっていることがありがたいです。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
規則正しい生活、運動、睡眠時間の確保を心がけています。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「今は暗くて長く、光の見えないトンネルの中にいるけど、前を向いて歩いて行けば、必ずそこからは抜けることができると信じよう」
長いこと病気と付き合ってきた経験から、この言葉をかけたいと思います。
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