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    50代男性 テモさんの双極症体験記

    50代男性 テモさんの双極症体験記

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    話してくれた方
    50代男性 テモさん
    疾患名 / 併発・特性
    双極症
    発症時期
    1993年頃
    🔸
    発症のきっかけ・当時の状況

    発症したきっかけは不明ですが、診断して下さった医師から当時の生活等を尋ねられ、またネット検索で自分の症状と疾患の性質を照らし合わせたことろ、双極性障害と判明しました。

    🔹
    主な症状・苦しかったこと

    引っ越しを繰り返す(5年で8回)、浪費、万能感など。当時は交際している恋人がいましたが、私が浮気をしてしまい破局したことが数回あります。当時は自分の行動について訳が分からない・分かっていても止まらないといった感覚が非常に苦しかったです。

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    🔖
    目次
    • 🗣 病院・カウンセリングについて
    • 病院・カウンセリングの通院状況
    • 病院・カウンセリングの選び方
    • 😌 回復までの流れ
    • 回復までの流れ-兆し・きっかけ
    • 回復までの流れ-回復期〜寛解まで
    • 💡 効果的だったこと
    • 効果的だった取り組み
    • 効果的だった周囲の支援
    • 💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
    • いま心がけていること
    • いま、当時の自分に声をかけてあげるなら

    🗣 病院・カウンセリングについて

    病院・カウンセリングの通院状況

    (恐らくは発症していた)最初の15年程度は知識も病識もなく、自分に精神疾患があると思っていませんでした。当時は今のようにインターネットも普及しておらず、情報を得る事も難しかったです。ある時抑うつ状態と自覚することがあり、数年間はうつ病脳の診断と服薬をしていましたが一向に状態が良くならず、セカンドオピニオンを受けたところ双極性障害ではないかとの診断を得、治療を開始しました。

    病院・カウンセリングの選び方

    はじめに違う病気(うつ病)と診断され、投薬治療を受ける中でそれでも回復の兆しがなかったため、少しでも調子の良い状態のタイミングで病院を何度か変えました。経験上、特に双極性障害の場合は精神科・心療内科等に行ったとしても正しくその疾患を診立ててもらうのは難しいです。 家族等と暮らしていない、周りに精神疾患について知識のある人がいない環境であれば自分が病んでいるにせよ、正確な病名を知るのは困難に思います。(病気によって服用する薬が違うため、服薬治療の効果が出ないことは問題です) 自分の場合は就業者支援(タウンワーク)のカウンセリングを受け、双極性障害と診断してもらえましたが、自分が信頼できると思えるお医者さんに出会うことが重要だと思います。フィーリングが合うとか、話しやすいとかそんな理由でもいいですので。

    😌 回復までの流れ

    回復までの流れ-兆し・きっかけ

    自分の場合、それまで色々な大変な事、自分がやらかした事など、それが何故起きるのか、起こしてしまうのかが分からずにとても苦しかったです。なぜ自分はこうなのか。自殺未遂をしたこともありました。だが双極性障害と診断され、そのための治療薬(気分安定剤)と、担当の医師との診察時の会話により少しだけ落ち着いて考えられるようになり、「もしかしたら少し良くなるかもしれない」と思うようになりました。 私の担当医は「この病気は脳が起こすトラブルであって、あなたのせいではないですよ」と言ってくれ、その言葉にとても救われました。 その後服薬を始めて躁鬱の振れ幅とサイクルが少し収まって来てはいましたが、躁の時に行動を抑えることはやはり大変でした。薬の副作用もつらかったです。

    回復までの流れ-回復期〜寛解まで

    受診時の治療方針でも言われ、今でも心がけていることは、睡眠のサイクルを整えること、朝日光を浴びること。初めはできませんでしたが、少しずつ実践していくうちに、徐々にですが回復していったように思います(思考が平静になる時間が増えた)。躁時と鬱時の振れ幅が狭くなり始め、スパンも長くなりました。 ただし回復後期には混合エピソードやラピッドサイクルもあったのは辛い体験でした。不安定な時はなるべく刺激が少ないように部屋を暗くしてじっとしている事も多々ありました。なるべく感情を揺らさない(特にネガティブな方へ)、自分の事を許す、人に頼ることを我慢しないことを心がけるうちに、鬱時は日常の事(歯磨き、入浴)が少しずつできるようになり、躁時に現れる行動も減っていきました。

    💡 効果的だったこと

    効果的だった取り組み

    上述しましたが、睡眠のサイクルを整える・1日一度は日光に当たるようにする、服薬の時間と量を守る、自分を責めない、(許される範囲で)我慢をしない、辛いときのことを考えない(実際は症状のひどいときの事はなぜかまだら状にしか思い出せないですが…)

    効果的だった周囲の支援

    当時は実家で両親、兄弟と同居していましたが、家族が自分を否定しなかったこと、かろうじて繋がってくれていた友人が自分の行動を責めることが少なかった事などです。

    💡
    ※こちらの内容は、寄稿者ご本人様にとって効果的だったことであり、効果の有無には個人差がございますので、あくまで参考情報としてお受け止めください。

    💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ

    いま心がけていること

    十分な睡眠時間をとる、朝日光に当たる、できる限り決まった時間に食事をする、掃除洗濯、それができなければ手の届く範囲のゴミを捨てるなど出来る時はできるだけでいいので周囲の環境を整頓する。 ストレスを排除できたら一番いいですが、それは私の環境では難しいので、なるべく自分を楽に、甘やかして、それを許す、自分を好きでいるようにしています。

    いま、当時の自分に声をかけてあげるなら

    「もう少し気を緩めて、他人も自分も許してあげてやれ」

    本当は病気のさなか、特に躁の時は、掛けられるどんな言葉も響かず、モヤの中で訳のわからないまま突っ走っているような感覚です。でも頭が働いている瞬間は完璧主義的な面や自他に厳しい面があり、そのせいでストレスを消化できずに症状を悪化させていたと思うので。

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