話してくれた方 | 50代女性 ちむたさん |
疾患名 / 併発・特性 | うつ病 |
発症時期 | 2021年7月頃 |
ある時突然職場の上司からのパワハラが始まりました。気がつけば、朝を迎えると絶望的な気持ちになっていたり、涙が流れていたりしました。そのような体調変化に気づいたのは、パワハラの始まりから3ヶ月ほど経ったあたりでした。
最初は喉のつまり感でした。その後、不眠となり、眠っても悪夢で数十分置きに目が覚める日が続きました。朝、職場が近付くと、強い吐き気をもよおし、死ぬ方法を考えるようになりました。立っていても座っていても、倒れてしまいそうな目眩のような症状もありました。
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
体調悪化が著しくなり、自ら病院に電話をし、通院し始めました。初診時は、医師の問診や、チェックシートへの記入がありました。その日から投薬が始まりました。
病院・カウンセリングの選び方
近隣で受け入れ可能な病院は一つしかなく、とにかく少しでも楽になりたかったため、まずはその病院へ足を運びました。 症状が重くなる前に、早い段階で通院したり、カウンセリングを受けることを勧めたいです。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
休職しました。仕事を休むことで、また何かを言われるのではないかと不安を抱えていましたが、休職したことをきっかけに、結果的に快方に向かい始めたと思います。休職し2週間ほどは、起き上がることも難しく、トイレに行く時も這って行く状態でした。特に買い出しが辛かったです。 完璧主義なところがある私は、仕事を休むことによって、他者に迷惑をかけているのではないかと自分を責めました。完璧さの対象が仕事に対してだったのです。しかし、その完璧主義な面を「体を徹底的に休める」ことにシフトしてみました。 自分は怠けているのではなく、徹底的に体を休めているんだと言い聞かせ、しっかり休めている自分をほめるようにしました。
回復までの流れ-回復期〜寛解まで
休職して2ヶ月ほどすると、外出しても体調が悪化することが少なくなっていきました。5ヶ月後、配置転換をしてもらい復職しましたが、復職後は、少しずつ勤務時間を長くし、一気に無理をしないように気をつけました。 復職してからも一年ぐらいは通院を続けました。 復職して現在、3年が経過しています。体調は非常に良好です。ストレスを感じた時は、あまり考えないようにし、早目に寝ることを意識して生活しています。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
休職です。 あとは、趣味に打ち込むことです。
効果的だった周囲の支援
ほぼ寝たきりだった自分に対して、責めることなく、急かすことなく家族が接してくれたことです。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
楽しいことを考えること、できるだけたくさん体を休めることを心がけています。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「あなたはそのままで良い。あなたは大事な存在です。」
同僚のミスを自分のせいにされ、自分の担当の仕事を外され、あの頃の私は、自分なんていなければ良いんだと考えて過ごしていたからです。
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