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    30代男性 KJさんの不安障害体験記

    30代男性 KJさんの不安障害体験記

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    話してくれた方
    30代男性 KJさん
    疾患名 / 併発・特性
    不安障害
    ご職業
    会社役員
    発症時期
    2017年から2019年頃
    🔸
    発症のきっかけ・当時の状況 発症当時、妻が適応障害と抑うつの診断を受けていて、私がそのケアをしているという状況がありました。その一方で、私はスタートアップ企業の経営をしており、ハードワークをしながらどうビジネスを黒字にしていくか、ということに頭を悩ませている状況もありました。

    妻の症状は重く、家で倒れてしまったり、ものを壊してしまったりということが日常的にあって、ときにはちょっとした言葉を重く受け止めてしまって自殺未遂のようなことも起きていました。

    そういう状況にあって、パートナーとして、妻がどのような状況かを想像して先回りしてケアをしなきゃいけないという意識が強くなっていきました。それが次第に大きくなって、出来事に対して必要以上に気にしてしまったり、常にそわそわしていて脳のリソースが取られてしまっているような状態になっていきました。

    そうして次第に仕事にも支障が出るようになり、ある日共同創業者に「明らかに状態がよくないと思うから、病院に行ってみては?」と勧められて、心療内科に行きました。

    🔹
    主な症状・苦しかったこと 一番は、仕事に集中ができないということです。常に不安でそわそわしてて、どうでもいいことに気を回してしまったり、妻以外の周り人との距離感にもビクビクしてしまうような状況でした。

    また、仕事で良いパフォーマンスが出せない自分に対しての苛立ちや不甲斐なさを感じるのも苦しかったです。

    🔖
    目次
    • 🗣 病院・カウンセリングについて
    • 病院・カウンセリングの通院状況
    • 病院・カウンセリングの選び方
    • 😌 回復までの流れ
    • 回復までの流れ-兆し・きっかけ
    • 回復までの流れ-回復期〜寛解まで
    • 💡 効果的だったこと
    • 効果的だった取り組み
    • 効果的だった周囲の支援
    • 💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
    • いま心がけていること
    • いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
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    🗣 病院・カウンセリングについて

    病院・カウンセリングの通院状況

    初期の頃は、2週に1回かそれ以上の頻度で通院をしていました。

    カウンセリングはなく、主治医との面談のみで、毎回5分程度だったかなと思います。処方してもらった薬を毎日飲むというのが治療の基本的な方針でした。

    病院・カウンセリングの選び方

    クリニックはオフィスが近いからという理由だけで選んだのですが、そのクリニックが相性が良かったので、そのまま通いました。

    私の場合は妻の通院の方にも付き添っていたので、そこでも自分の状況を話して、主治医とは別のお医者さんからの見解もセカンドオピニオンのような形で伺うようにしていました。妻も私の通院に付き添ってくれていたので、同様です。

    また、地元に長く滞在することがあって、地元でも通院ができる病院を探して初診に行ったことがあったのですが、そこがあまりよいところではなくて。。。ただ、ほかのクリニックのやり方を知れたことで、それと比較して今のクリニックが良いということがわかったので、それはよかったかなと思います。

    😌 回復までの流れ

    回復までの流れ-兆し・きっかけ

    私の場合は、薬が効果的でした。服薬を始めて1ヶ月くらいで薬が効いてくると、細かいことが気にならなくなって、これまで不安に感じていたことも受け入れられるような精神状態になっていきました。下手に騒がないというか。そういう状態になっていったのは大きいですね。

    服薬状況としては、初めの頃は毎日服薬をしていて、通院から半年経ったくらいで通院頻度を減らし、そこからさらに半年ほど経った頃に薬の量を半分に減らし、結局通院から3年経ったくらいで薬を飲まなくてもよくなりました。

    ちなみに、服薬を始めてそんなに経ってない頃に、出張があって薬を忘れたことがあったのですが、離脱症状が起きて、とてもしんどい思いをしました。体に意識が遅れてくるというか、体と意識の乖離があるような感覚になり、体調が悪化してしまいました。なので、ちょっと良くなっても安心せず、主治医の言う通りにちゃんと服薬することをオススメします。

    回復までの流れ-回復期〜寛解まで

    薬はすごく効いたのですが、その反面、頭にモヤがかかるような感覚なので、感情の起伏がなくなって、不安も興奮も面白いもなく、ニュートラルな状態になって、逆に「やっていくぞ!」という気持ちも削がれてしまって。仕事を淡々と進めていくようなスタンスになっており、スタートアップの社長としてはこのままだと良くないということになり、関係者と話して、代表を交代する決断をしました。

    そうして仕事の役割を変えて徐々に責任も軽くなっていく中で、妻の状態も良くなってきたりもして、自分の状態も良くなっていきました。

    結局会社自体も退職して、スタートアップよりも安定して収入を得られる形へと働き方をシフトしました。新しい仕事では、自分でコントロールができる範囲でやれることを、自分の責任の範囲の中でやっていくというスタイルに切り替えたので、周りに気を遣う必要も無くなりました。それも症状の回復という面ではよかったかなと思います。

    💡 効果的だったこと

    効果的だった取り組み

    やはり、ちゃんと薬を飲んでいたことは、間違いなくやっててよかったなと思うことですね。

    薬を飲んでいると、症状が落ち着いて穏やかになっていくので、仕事を変えていくというような大きな決断もできたのかなと思います。また、妻との対話の時間も増えました。お互いに自分がこういう状態ということを伝え合えることで、双方にとって良い影響があったと思います。

    あと、ペットを飼い始めたんです。フクロモモンガ。とにかくかわいくて、大事に育てているのですが、何が変わったかというと、自分たちより弱い生き物が家庭内にいる という状態になったということです。

    すると、守らなきゃということで、お互い自分のケアに意識が向いていたのが、この子のために何ができるか、というような話題が増えていったんですね。そのあと猫も飼い始めたりして、ペットのことに目が向くようになって、前向きな話が増えていきました。そういう明るい話題ができたというのは、すごく大事な要素だったように思います。

    効果的だった周囲の支援

    これは正直難しいですね。同僚はそこまでうつに対して理解がある感じでもなかったし、お互いの両親からもなかなか理解を得られづらく。夫婦間でなんとかしていこうというのと、あとは先生に頼るくらいだったかと思います。

    💡
    ※こちらの内容は、寄稿者ご本人様にとって効果的だったことであり、効果の有無には個人差がございますので、あくまで参考情報としてお受け止めください。

    💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ

    いま心がけていること

    自分たちの気持ちを乱したり、ネガティブにさせたりする人に会わないようにしようということは、夫婦で決めて過ごしています。

    人間関係において、こう振る舞わなきゃとか、こう付き合わなきゃというのは結構なプレッシャーになるんですよね。なので、そういう「しなきゃ」で付き合わなければならない人とは、できるだけ関わりを持たないように心がけています。何よりも、私たちが平穏に楽しく暮らせることが大切だと考えています。

    いま、当時の自分に声をかけてあげるなら

    「早くクリニック行って薬をちゃんと飲みましょう!」

    薬を服薬することで落ち着いたからこそ、もっと早く、コンディションが崩れ切ってしまう前に行ってれば、もっと違ったかなと思ったりはします。半年くらいは早く行けたかな。

    病院の先生やクリニック、薬はすごいので、早くアクセスできるようにすることが一番かなと思います。

    自分の時は、やはり初めは行きづらい感覚がありました。自分自身この経験を周りにも伝えているのですが、そうすると「実は自分も…」と相談をしてくれる人がいます。そのときには、いつも「気軽にクリニックに行ってみては?」と伝えています。

    それから、自分が不調の真っ只中にあるときって、客観視ができず、不調に気づきづらいものです。症状も、急に悪くなるというより、徐々に悪くなっていくものなので、もう一つ重要なのは、周りの人とそういう話ができることだと思います。自分では気づけないけど、周りの人に言われると気づきやすいということはあると思います。

    「日常の中にクリニックに行くことが選択肢として当たり前にあること」

    「周りの人とメンタルの話ができること」

    この二つが大事だと思います。

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