話してくれた方 | 40代女性 かっしー |
疾患名 / 併発・特性 | 不安障害 / 更年期うつ,HSS型HSP,パニック障害,自律神経失調症 |
ご職業 | 自営業・フリーランス |
発症時期 | 2005年冬頃〜2016年頃 |
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
毎朝苦しかったので、このままでは自分は死ぬと本気で思い、父と離婚して離れて暮らしていた母に連絡。
すると母が「絶対良くなるから大丈夫」と言い、心療内科を探してくれました。当初は問診をし、薬を出すだけの治療を受けていましたが、回復してきて行かなくなり、1年ほどして再発してしまいました。
次は違う精神科に行ってみましたが、薬や医師の方針と合わず、再度母を頼って今のかかりつけ医に至ります。ここでは毎回バイタルチェック・触診・舌診、さらに初回は採決検査・検便・検尿までしてもらい、貧血状態も治した方が良いとアドバイスを頂きました。さらに食生活や生活リズムの改善、ストレスへの向き合い方も教えてくれました。漢方薬を用いた治療もしていただき、そちらへの知識も深まりました。
病院・カウンセリングの選び方
私は卵巣切除の手術を受けているのですが、その手術の前は貧血、手術後は更年期障害も併発していたので、婦人科治療も同時進行でした。「まず精神科」ではなく、色んな科を巡ってみて、それでも原因が分からなければ精神科。
また、問診しかしない心療内科は、個人的にはやめた方が良いと思っています。それと、患者の意見を「否定」する医師は止めましょう。寄り添ってくれる医師選びを。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
父とも上手くいっておらず、その時は「食卓は家族全員で囲むもの」と思い込んでいたため、食事がまともに食べられませんでした。
それを主治医に相談し、父に毎日責められていること、過去にも色んな訴えをしても拒否されたことなどを色々話したら「あなたはよく一人で頑張りましたね。」と言われ、涙が出ました。
やっと私を受け入れてくれる人が現れて、緊張の糸が切れたのだと思います。
回復までの流れ-回復期〜寛解まで
前項の主治医のアドバイスで、まず父とは別々に食事を取ることにし、安心して食べられるようになりました。
そして食生活のアドバイスを受け、前の職場でいじめてきた人、ストレスへの向き合い方も教えてもらいました。いまだに食生活には気を付けています。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
復職するより、まずはひきこもったままで居たかったので、ならばと思って「ひきこもっていても出来ること」に目を向け始めたことです。具体的には、在宅ワークやネットでの居場所探しなどです。
効果的だった周囲の支援
まず母と祖母が味方になってくれたことです。
そして、主治医が私の頑張りを認めてくれたこと。
民生委員さんも真面目に向き合って下さること。地域の受け入れや理解も大切だと思いました。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
ヨガが自律神経のバランスを保つのに良いと聞き、母の知人宅でヨガを習っています。
そこで「嫌なこと・無理なことは切り捨てる」という考え方なども教わっています。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「そのままでいいよ」
その当時の自分は、誰の言葉も受け入れる余裕がありませんでした。
「大丈夫」とか言っても、否定するだけだと思うので。
落ち着いたら、「よく頑張ったね」と別の言葉をかけてあげたいです。
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