話してくれた方 | 50代男性 hawaiianさん |
疾患名 / 併発・特性 | 双極性障害2型 / 不安障害、目眩、仕事スキルの低下 |
ご職業 | 会社員・公務員 |
発症時期 | 1999年〜2021年 |
職場内でのいじめと義母との不仲が重なったことがきっかけです。
主な症状は、不眠、不安障害、抑うつ症状、目眩等です。
また発病前は積極的に仕事ができたのですが、発病後は仕事が思う様にできなくなってしまいました。
発病から快方までの間、特に辛かったのは抑うつ症状で来る日も来る日も出口のないトンネルを進んでいるようで、どこまで進んだら抜け出せるのか、何日、何ヶ月、何年たったら光が射してくるのか分からない状況が続きました。
不眠も何ヶ月も続き、睡眠薬を服用してもよく眠れず、それまで効率よくできていた仕事がうその様にできなくなってしまいました。仕事ができない自分が許すことができず、更に辛く苦しくなっていきました。性格も怒りっぽくなり、何事もネガティブに考える様に変化していきました。上司からは怠け病だと言われ、数々のハラスメントから1年間の休職に至りました。
復職後は、更に仕事ができなくなっていて、そんな自分が辛かったです。そうはいっても人並みの仕事はできていたと思います。しかし以前はアクティブに仕事をしていたので、怠けていると言われました。
上司が変わり安心したのもつかの間で、再雇用の職員からハラスメントを受けるようにになり、2度目の休職に陥ってしまいます。1年間休み復職して現在に至っています。現在も人並みの仕事はこなせていると思っていますが、相変わらずその再雇用の職員からハラスメントを受けています。ハラスメントの内容は休職で迷惑をかけたことを追求されます。迷惑をかけたことは事実なのですが、毎日の様に責められるので辛いです。
- 🗣 病院・カウンセリングについて
- 病院・カウンセリングの通院状況
- 💡 効果的だったこと
- 効果的だった取り組み
- 💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
- いま心がけていること
- いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
私の場合、10年間はうつ病と診断され、その治療を継続していました。服薬は抗鬱薬が主で睡眠薬が合わせて処方されていました。
10年経った頃から病院を変え、その病院でもうつ病として治療を継続していました。
しかしなかなか治療効果が現れないことから、主治医が若いころからの話を細かく問診を行ってくださり、双極性障害2型に診断が変わり、投薬内容も変わりました。
このころから快方に向かいましたが、軽い抑うつ状態は継続しています。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
認知行動療法です。
認知行動療法は職場での職場復帰支援プログラムでの必修科目でした。
認知行動療法により、物事を客観的に捉えられるように変化し、また嫌なことがあってもポジティブな方向に考えなおしができる様になりました。
具体的には、一旦自分のことを横において、今のシチュエーションが別の誰かが体験しているものと仮定し、その時その人にどうアドバイスができるかを考えてみます。そうすると、深刻に感じていたことが大したことではないことに気が付きます。
また、考え直しについては、嫌なことがあった時、別の考え方がないかを考えてみます。
なかなか、嫌な事があった瞬間はそんなことを考える余裕はありませんが、落ち着いたら考え直しをしてみます。
「認知行動療法」は心理療法のひとつで、自分の考えや行動の客観的な理解を通じて、より良く生きるための考え方と行動習慣を身に付けていく手法です。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
認知行動療法と、瞑想です。
瞑想は、瞑想というと宗教っぽいのですが、マインドフルネスを昼休みや寝る前に実施しています。
これも精神が病んでいる時はなかなか実施できないのですが、嫌な時は無理をしないでマインドフルネスは行いません。
あくまでも調子のいい時に実施しています。昼休みにマインドフルネスを行うと、午前の仕事の疲れがリセットできたり、また寝る前にマインドフルネスを実施するとよく眠れます。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「自分にまけないでください。」
他人は変わりません。自分が変われば人生は開けてきます。
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