話してくれた方 | 30代男性 まっさささん |
疾患名 / 併発・特性 | うつ病 / ADHD,過敏性大腸炎 |
ご職業 | 会社員・公務員 |
発症時期 | 2013年春頃〜2019年8月 |
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
過敏性大腸炎の症状により産業医面談を受けたところメンタルクリニックを紹介されました。
はじめは「受診しても何も変わらない」と思って抵抗がありました。
また当初はADHDと判明していませんでしたので、投薬によりうつ病の不安症状は緩和されましたが、不安を引き起こす根本原因のADHDに対処ができていませんでした。
病院・カウンセリングの選び方
私は産業医に紹介された医師との相性が良かったので、あまり選び方に関する知識はありませんが、病気の根本的な原因が何かを究明してくれる医師やカウンセラーに出会うことが回復への近道だと思います。
そのためにはご自身も「なにが大変なのか」といった「困りごと」を自覚し、相手に伝えるように心がける必要があると思います。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
「自分は正常だ!」という思い込みがあったのですが、ADHDであるという診断を受けたのが回復へのスタート地点だったと思います。
その思い込みを克服して、自分が苦手なことと向き合うことができた事、「他の人が当たり前にできることが出来ない自分」を受け入れることができた事、これらが自分が変わるきっかけになったと思います。
回復までの流れ-回復期〜寛解まで
休職し1ヶ月ほど身体と心を休め、復職に向けた就労移行支援施設に通いはじめました。
施設では、まず何より「困っているのは自分だけではない」と思えましたし、回復に向けて頑張っている仲間の努力する姿を見て自分も頑張りたいと思うようになりました。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
就労移行支援での取り組みはどれも効果的でしたが、そういった一つ一つの取り組みに対して真摯に取り組む姿勢を持つことでその効果を最大化できると思います。
また日々の自分の感情や体調の浮き沈みをモニタリングすることもカウンセリングの際にとても効果的でした。
効果的だった周囲の支援
移行支援の利用者とお互いに助け合って日々のワークに取り組んだことです。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
自分の体調や感情のモニタリングすることや、コーピングリストを作っておき体調や感情が沈んだ時に実践することです。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「頑張ってくれてありがとう。」
その時の頑張りの延長線上に今の自分があるからです。
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