話してくれた方 | 30代女性 あすえにさん |
疾患名 / 併発・特性 | うつ病 |
発症時期 | 2022年8月頃 |
日中急な不安感、涙に加えて過呼吸、夜は眠れない日が続きました。
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
症状が出始めて10日後の受診でした。
幸い、旦那の主治医に私自身が支えきれず辛いと伝え、家族カウンセリングとして私の受診を7月に頼み、9月に受診予約が入っていた為すぐに受診ができました。
初受診は涙が止まらず質問にも自分の意思がなく、会話にならずでした。
主治医からは早期回復、再発予防の為に即任意入院を薦められ、その後2ヶ月の入院生活を過ごしました。入院中は、薬を試すことや作業療養として畑作業、音楽を聴く、茶道、運動。毎日ではないですが主治医に症状について話を聞いてもらいました。
病院・カウンセリングの選び方
自分は病院を何箇所も検討はしていなく、受診後も病院を替えるという選択肢はなかったのですが、何よりも早く受診するのが一番だと思いました。
もしあの時治療が遅れて症状がひどくなってから治療開始していたら、もっと回復も遅くなったんじゃないかなとも思います。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
2ヶ月の入院後、自分と主治医とで話し合い、日常に戻れると判断し退院できたこと。
睡眠薬が効いてきてまとめて寝れるようになってきたこと。
回復までの流れ-回復期〜寛解まで
退院後、人付き合いが怖くなったり日中横になることが多かったのですが、段々と自分から外に出たいと思えるようになっていきました。
最初は最低限の家事だけで一日が終わっていたのが、どんどんスピードもあがり、日中ドラマを観る、散歩、音楽を聴くなど自分の為の時間を作れるようになってきました。
薬は投薬を開始してから増えたり種類を替えることもなく、半年後に自分から主治医に頼んで減薬を開始しました。減薬開始時は離脱症状でめまい・ふらつきがひどく、抑うつも出始めましたが、散歩して気を紛らわせたり疲れたらすぐ横になるようにしていました。
最初は休むことに罪悪感があり、自分を責めましたが、今は病気。これも治療の一つ。と割り切るよう努めていました。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
ノートに自分の気持ちをたくさん書きました。一番症状が重い時は、思考もにぶり、やることがわからなくなったりしていたので、やることリストを書いてみたり、今日一日であった小さな幸せを箇条書きしたり、とにかく自分の感情をノートにぶつけました。
また、症状なども書きとめていたので、後でふりかえった時に「ちゃんと回復してるんだ」と自分自身で認めてあげることができました。
効果的だった周囲の支援
退院後もしばらくは人付き合いが厳しかったのですが、連絡を無理にとろうとしてくれず、こちらから連絡するまでずっと待っていてくれたことです。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
とにかく自分を甘やかす、自分の好きを大事にする!
子供や発達障害の旦那のことを優先した生活の中で、いつのまにか自分のことは後回しが当たり前でした。
今はとにかく家事の手抜きを考えて、自分の時間をたくさん作ることを意識しています。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「なんでも完璧には出来ない、手を抜いてもなんにも問題ない!」
子育て、旦那の発達障害と、バタバタな日々でしたが、それを「自分が全部支えてやらなきゃ」と自分自身で首を締めていたんだと思いました。
入院中、主治医から「全部背負いこむな、必ずしも自分が出来ないこともある。」と言われてようやく気づきました。
病気の症状は辛かったけど今振り返ってみると病気して立ち止まれて良かったとも思いました。
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