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    20代男性 Phsさんのうつ病体験記

    20代男性 Phsさんのうつ病体験記

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    話してくれた方
    20代男性 Phsさん
    疾患名 / 併発・特性
    うつ病
    発症時期
    2019年3月頃
    🔸
    発症のきっかけ・当時の状況

    2019年3月、大学3年生になる直前でした。1.2年時の通学時間は片道2時間、毎週のレポート、課題、自分の目標への学習、アルバイト、使命感で全力を注いでいた結果、軽くうつ状態となりました。 全ての糸が切れた2020年3月まで、徐々に「心」がなくなっていく気配がしました。 将来研究者になりたい気持ち、大学レベルの学問とそれを学ぶ楽しさ、これらの気持ちが少しずつ薄れていきました。「少し辛いけどこんなところで休めないしやらなきゃ」、そう思い己を奮い立てせていました。アルバイトは塾講師であったため、生徒の受験を終えたことと学生生活の辛さが重なり爆発、本当に何もできなくなってしまいました。

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    主な症状・苦しかったこと

    不眠により昼夜逆転し、食事もまともにできずただ痩せていく、起きてもずっとベットの上でお風呂に入ることもできませんでした。 歯磨きや洗顔は不規則ではあるがギリギリできました。 また、些細な音でも騒音に感じました。 ただ「無」の中に存在している感覚で、何も考えることができず、唯一触れたスマホでは漠然とした不安から鬱について調べることしかできなかったです。 何もかもできなくなってしまった自分に対して、突然の後悔や罪悪感で涙が出ており、人生で一番苦しい時間でした。 これから先、自分を育ててくれた両親にどんな顔をして生きていけばいいのか。 これまでの人生がすべて水の泡になり、両親への罪悪感から自分を責めることしかできませんでした。 本気で自殺をしようかも考えましたが、自分が誇りに思えることも成し遂げずに死ぬことはできなかったです。自分を認めることができる何かを成し遂げたい、育ててくれた両親への感謝を伝えたい、これらの気持ちに嘘は付けませんでした。 数か月この葛藤は続き、そのたびに心の中の自分が「今死んでも本当に後悔はしないのか?」と問いかけていました。そのたびに生きる意欲がわずかに増えました。

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    目次
    • 🗣 病院・カウンセリングについて
    • 病院・カウンセリングの通院状況
    • 病院・カウンセリングの選び方
    • 😌 回復までの流れ
    • 回復までの流れ-兆し・きっかけ
    • 回復までの流れ-回復期〜寛解まで
    • 💡 効果的だったこと
    • 効果的だった取り組み
    • 効果的だった周囲の支援
    • 💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
    • いま心がけていること
    • いま、当時の自分に声をかけてあげるなら

    🗣 病院・カウンセリングについて

    病院・カウンセリングの通院状況

    本気で辛い感情をインターネットで調べた結果、すべてがうつ病に当てはまっており、最寄りの心療内科へ行きました。 薬を飲んでとにかく休む、ということを説明されました。事前に調べていたため予想はできていましたが、半分は現実を受け入れられませんでした。 実際にうつと診断され、「あー、やっぱり自分は鬱だったんだー...。」と、全身の力が抜けていました。物事への意欲もなく、何も考えられない状態だったのを覚えています。 あまり覚えていませんが、最初は週に1回診察に行っていた気がします。 数ヶ月後に隔週で診察になりました。 そこから3年半(2023年夏ごろまで)通っていた気がします。

    病院・カウンセリングの選び方

    結果として院長が女性の心療内科に行きました。 調べる際、医師の経歴などは確認しました。 週に一回大きな病院で診察していることや、クリニックのHPを読み、自分に寄り添って治療を行なってくれそうと感じ、そこに決めました。 選ぶ際は慎重に精査しましょう。私は非常に親身になってくれる先生に出会えましたが、中には合わない方もいるはずです。指標として、大学病院での勤務歴や、HPなどがあります。 辛いからこそ、ここはこだわるべきと感じました。

    😌 回復までの流れ

    回復までの流れ-兆し・きっかけ

    初めて受診してから3か月ほどはお風呂に「入れない」という気持ちでしたが、ひたすらに休んで薬を飲み続けていたらお風呂に「入るのがめんどうくさい」になりました。 そもそも、めんどうくさいという気持ちは『やらなきゃいけないけどそれは今は嫌だ』という気持ちであり、「入るのがめんどうくさい」は入らなきゃいけない気持ちがわずかながらに芽生えている証拠でした。お風呂に入らなきゃ、ということすらも考えることができなかったのが、面倒くさいという気持ちの芽生えから少しずつ変わっていきました。 久々にお風呂に入ると、自分の心が洗われた気持ちになってほんの少しだけ気分が晴れた記憶があります。

    回復までの流れ-回復期〜寛解まで

    ひたすらに休み、何もしない生活をしていたら、少しずつ物事に興味が湧いてきました。 自分の場合はパソコンを買ってひたすらゲームをしていました。 今までは学校やアルバイト等で長期的な時間はありませんでしたが、この期間は無限の時間があり、毎日ずっとパソコンの前にいました。 現実から離れ、もう一人の自分になったような感覚で、インターネット上での友達と一緒に毎日ゲームしていました。今思い出しても、非常に楽しかったです。 この期間は1年以上続きました。物事に興味を持ち、取り組めたのは良い時間だったのだと思います。 その後は本当に少しずつやることを増やしました。本来の人間生活に戻るための訓練のようなものです。まず大学卒業を目指してゼミを行いました。指導教官は自分の状態を考慮してくれ、結果的には卒業できました。アルバイトも週1で行っており、外に出るリハビリを行いました。 卒業後は非正規雇用で働いていました。 ここでの経験は自分を見つめなおし、自己理解をするいい経験でした。 そこでは2年働き、これを書いている2か月後から新しい職場になります。 初診から5年間、すべてに意味があったと感じました。

    💡 効果的だったこと

    効果的だった取り組み

    まず休む。ひたすらに楽になるまで休む。しんどい時期は好きなことしかしない。少しでもつらいことは本当に何もやらない。 気になること、好きなことをなにか1つでも見つけることができれば、それが解決の糸口になります。 気になることが見つからない場合は、もっとひたすらに何もせずに休む。 がんばらないようにがんばる。これだけを徹底しました。

    効果的だった周囲の支援

    うつと診断され大学を休学した時期、自分は閉じこもってしまっていました。毎日のようにps4で一緒にゲームしていた高校時代の友人には告げましたが、そっとしておいてくれました。 体調がよくなってきた際には、ドライブなども誘ってくれており、非常にありがたかったなと思います。 休学後に復学し、卒論になると研究室の教授などに1年間のことを詳しく話しました。 コロナもあったため、オンラインで興味のあることを題材としたゼミを行ってくれました。 日程を立て、前日にはzoomのリンクが送られてきます。体調のことも考えてくれており、「ドタキャン、遅刻可能です。時間内はいつでも待機してます。」 とのメールがあり、精神的に取り組みやすい環境でした。 大幅な遅刻とドタキャンは数回しかなく、無事に終えることができました。

    💡
    ※こちらの内容は、寄稿者ご本人様にとって効果的だったことであり、効果の有無には個人差がございますので、あくまで参考情報としてお受け止めください。

    💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ

    いま心がけていること

    鬱になってしまったとき、心の糸が切れる瞬間があったと思います。その限度を知ることができたので、辛さの限度を100としたとき、80までになるように自身をコントロールするように心がけています。 自分へ厳しすぎたので、もっと楽観的に、思いつめずに物事を進めていいのではないかと思いながら生きてます。考えすぎずになんとかなる精神です。

    いま、当時の自分に声をかけてあげるなら

    「あなたは十分がんばった。将来のことはあとで考えましょう、絶対に何とかなります。」

    今思えば、重く考えすぎず一回休むべきだったと感じるから。 つい最近、転職をきっかけに、絶望していた過去の自分を徐々に認め、許せるようになりました。 当時と比べれば視界が晴れている今の状況から、とりあえず何とかなったなと様々なことを考えることがあり、前向きになれました。

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