話してくれた方 | 30代女性 まなさん |
疾患名 / 併発・特性 | 双極性障害 / パニック障害 |
ご職業 | 自営業・フリーランス |
発症時期 | 2001秋頃~2010年秋頃 |
🗣 病院・カウンセリングについて
病院・カウンセリングの通院状況
通院ありで、投薬、カウンセリング、睡眠療法、箱庭療法、鍼灸などを受けました。
通院は、親に連れられて行くのがほとんどでした。
病院・カウンセリングの選び方
まずは信頼できる先生を探すことだと思いますが、なかなか難しいと思います。
私の時には情報が少なく、まずは行ってみるしかありませんでした。ネットの口コミはあまり役に立たないように思います。
「自分が先生に何を期待しているのか?」をお伝えできると、先生方もわかりやすいと思います。
😌 回復までの流れ
回復までの流れ-兆し・きっかけ
1日30錠の薬を飲んでいた時代もあった私ですが、離婚をきっかけに生活が変わり、すっきりした事で薬が減ってきていました。
また、そのタイミングで鍼灸施術を受けた事により、身体症状が抜けて、やりたい事ができるようになり、自信がついていきました。
それにより、医者と進めていたものの何度も失敗していた断薬が気づいたら出来ていました。逆に断薬を目的にしていなかったのが幸いしたのかもしれません。
回復までの流れ-回復期〜寛解まで
回復してきたからこそ、とにかく第一優先を自分にしました。
「嫌われるかも」と人に合わせていた部分も、「せっかくここまで来たしな」と断る勇気をもってお誘いを断ったり、約束も体調によって断ったりしていました。
今現在は、困ってないけれど自分自身テンションが高くなる日が2〜3日ある時がありますが、それも「今ちょっとテンション高いかも」と自分の気質として受け入れています。抑え込まずに自覚をするようにしました。
💡 効果的だったこと
効果的だった取り組み
鍼灸施術を受けた事。
先生に淡々と話を聞いてもらった事。
効果的だった周囲の支援
「否定するアドバイス」をする人を遠ざける事が、大事だったように思います。
「1人でいたい、だけど1人でいたくない。」そんなわがままな状況だったので、会っても自分の事を根掘り葉掘り聞いてこず、でも私が話したい時には話を聞いてくれる人がいたのは助かりました。
また、親はずっと心配してくれていることはわかっていましたが、そっとしておいてくれた部分もたすかりました。
💌 現在の様子・当時の自分にメッセージ
いま心がけていること
無理をしない事。
人に〇〇がいいよ!と教えてもらっても、ひとまずありがとうと伝えて自分に合うかを加味する事。
「せっかく教えてもらったのに」とか、実行出来ないでいると相手の方への申し訳なさが募ってしまっていたけれど、今は自分に合うかは自分で決めていいのだと考えています。
いま、当時の自分に声をかけてあげるなら
「人に嫌われても、自分らしく生きてたら、そういう姿が好きという人が今度集まってくるから大丈夫だよ。」
小さい頃から人に嫌われたくない、見捨てられたくないという想いが強くありました。
その為、嫌な事を嫌と言えない、良いように使われてしまう事もありました。
自分らしく生きる勇気を持ち、断る事によって、自分の自己肯定感を埋める為に私と付き合いを持ってた人が分かるようになりました。
自分らしく生きるようになってから、嫌われる・近寄ってこないという事はありますが、それ以上に自分を認めてくれる人が増え、結果的に自己肯定感が上がったように思います。
元々の性格がこじれの原因で、根本的な自己肯定感が下がった時に、自己否定をして精神疾患になったと考えているので、この言葉をかけてあげたいと思いました。
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